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敵地の雨中激闘に3500人声援 「来季こそファジをJ1に」

奮闘する選手に声援を送るファジアーノ岡山のサポーター=キンチョウスタジアム

 来季こそ夢の舞台へ―。4日に大阪市であったサッカーJ1昇格プレーオフ(PO)決勝に臨んだJ2のファジアーノ岡山はC大阪に敗れ、J1への道は断たれた。準決勝に続く雨中の激闘。勝利を信じ最後までイレブンに大声援を送り続けたサポーター約3500人の頬を、冷たい雨と無念の涙が伝った。

 試合終了を告げる長いホイッスルが鳴る。歓喜に沸く相手サポーターを横目に岡山のファンはぼうぜんと立ち尽くした。J1入りを目前にしたかつてない興奮、敗れた悔しさ、チームへの感謝…。さまざまな思いがそれぞれの胸に押し寄せる。岡山市、会社員女性(24)は「POまで来られただけでもすごいこと」。優しさにあふれたまなざしをピッチに注いだ。

 強敵・C大阪に挑んだ一戦。岡山側スタンドの入場口前には試合開始2時間前から千人を超えるサポーターが列をつくった。前日早朝に到着し、先頭に並んでいた倉敷市、会社員男性(51)は「はやる気持ちを抑えられなくて」。これまで一度も勝ったことのない相手にも「今までのデータは関係ない」と勝利を疑わなかった。

 しかし試合は相手ペースで進み、後半立ち上がりに先制点を奪われる。岡山市のスポーツインストラクター女性(27)は「まだ時間はある。あの展開をもう一度」。後半ロスタイムの劇的ゴールで勝った松本との準決勝の再現を願ったが、ゴールは遠かった。

 チームは今季、過去最高の6位に入り、POの大舞台も経験した。J2参入前から応援しているという同市、大学教授男性(56)は「J1に確実に近づいている。これで終わりじゃない。楽しみは来年に取っておく」と前を向いた。
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