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冬支度 後楽園で松のこも巻き 伝統の害虫駆除対策

松にこもを巻き付ける造園業者

 岡山市の後楽園で19日、松林を害虫から守る「松のこも巻き」が行われた。同市の朝の最低気温は平年より4・5度高い17・7度と9月下旬並みの暖かさとなる中、名園は一足早い冬支度を整えた。

 こも巻きは、冬を越す害虫が松の枝葉から地中に下りる習性を利用し、こもに誘導する伝統的な駆除法として知られる。午前9時半から造園業者10人が、わらで編まれたこも(幅28~55センチ、長さ92~185センチ)をアカマツやクロマツ計約240本の幹に丁寧に巻き付け、わら縄で縛っていった。

 夫婦で訪れた倉敷市の女性(72)は「ニュースなどで各地のこも巻きを見るが、後楽園で見るのが一番。冬がすぐそこに迫っているのだと思うと改めて季節の移り変わりを感じる」と話していた。

 こもは、虫が動き出すとされる二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」(来年3月5日)前の2月に外して焼き払う。
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