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岡山県が受動喫煙防止に検討委 知事が設置方針、効果的対策を協議

 9月定例岡山県議会は21日、一般質問を再開。青野高陽(自民、久米郡)、波多洋治(同、岡山市北区・加賀郡)、蓮岡靖之(同、倉敷市・都窪郡)、太田正孝(同、岡山市北区・加賀郡)の4氏が県政全般をただした。県は、他人のたばこの煙を吸い込む「受動喫煙」の防止策を協議するため、新たに検討委員会を立ち上げる方針を示した。質問戦はこの日で終了し、23日から委員会審議に入る。

 蓮岡氏は、受動喫煙した場合の肺がんになるリスクが、しない場合に比べ約1・3倍になるとの分析結果を国立がん研究センターが示したことを踏まえ、対策を急ぐよう要望。伊原木隆太知事は「新たに県民や事業者などを交えた検討委員会を設け、効果的な防止策について、さまざまな観点からしっかり議論していただきたい」と答えた。

 県は医師や薬剤師、大学教授らとつくる「健康おかやま21推進会議」で、たばこの健康被害防止策を含む健康づくり施策を検討。受動喫煙防止では禁煙や完全分煙した施設の認定制度を設け、3月末現在で2552施設を認定している。

 新たな検討委は受動喫煙の防止策を中心に議論。構成メンバーや設置時期は今後、調整する。

 青野氏は全国的に児童虐待件数が増加し、問題が複雑化していることから、計3カ所の児童相談所の体制強化を尋ねた。知事は「10月から(3カ所とも担当する)弁護士を非常勤職員として(1人)配置する予定。今後も国の配置基準や業務量に応じた体制強化に努めていく」と述べた。

 波多氏は、児童生徒の暴力行為といった問題行動に対する学校の指導の在り方をただした。竹井千庫教育長は「警察と連携した校内巡視や非行防止教室などの取り組みにより、子どもたちの行動を改善している学校もある。今後もこうした好事例を広めていく」と答弁した。

 太田氏は、観戦を含めてスポーツを楽しむ環境づくりを質問。知事は「県内のスポーツイベントや施設などの情報を提供する(ホームページの)『おかやまスポーツナビ』を開設。本年度からトップクラブチームの県民応援デーに観戦バスを運行し、観戦意欲を高める取り組みを行っている」と答えた。
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