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安保法は「違憲」 400人が提訴 岡山地裁、9月めどに2次提訴も

 安全保障関連法は憲法に違反し、施行によって平和的生存権を侵害されたとして、同法に反対する岡山県民ら約400人が17日、1人当たり10万円の損害賠償を国に求める訴訟を岡山地裁に起こした。9月をめどに160人規模の2次提訴を行う予定。

 弁護士や元裁判官ら法律家グループが進める全国訴訟の一環で、東京、大阪地裁などに続いて全国6件目。岡山訴訟の弁護団によると、今後予定している広島、札幌などを含め、同様の訴訟は全国15以上の地裁に広がる見通し。

 訴状によると、集団的自衛権の行使を容認する安保法は憲法9条の平和主義条項に反する。施行で他国の戦争に巻き込まれる危険が高まり、平和に生きる権利を侵されたとしている。

 法律家グループとは別に、個人の原告が安保法廃止などを求めたこれまでの訴訟はいずれも却下されているが、提訴後、岡山市で会見した訴訟代理人の金馬健二弁護士(元判事)は「従来のような抽象論でなく、原告がそれぞれ具体的な被害を訴えている。却下はされないはず」と強調。

 原告の一人で、安保法に反対する母親グループ世話役の女性(49)=岡山市=は「子どもたちの生活に影響する恐れがあり、黙っていられなかった。安保法が違憲かどうかはっきりさせたい」と話した。

 被告側の法務省訟務局は「訴状を受け取っていないのでコメントできない」としている。
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