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岡山県がインフルエンザ警報発令 3タイプ同時流行、予防呼び掛け

インフルエンザ予防に手洗いをする子どもたち。県は対策の徹底を呼び掛ける=岡山市北区津島東、岡北保育園

 岡山県は18日、インフルエンザの流行が本格化し、今後も患者が増える可能性があるとして、県内に「インフルエンザ警報」を出した。暖冬傾向だった影響から、昨季より約1カ月、過去10年では2番目に遅い発令。冷え込みとともに、A香港型を中心に、B型、新型の3タイプのウイルスが同時に広がっているとして、県は予防を呼び掛けている。

 県健康推進課によると、今季のインフルエンザは気温が下がった1月下旬から急速に流行した。最新データ(2月8~14日)で、県内84医療機関1施設当たりの平均患者数が33・88人に達し、発令基準(30人以上)を上回ったため、1月14日に出した注意報から切り替えた。

 例年は重症化しやすいA香港型を中心に患者数が拡大するが、今季は3タイプのウイルスが混在しているのが特徴。同課は「B型は例年、流行期の終わりに広がるが、今季は早まっている」と分析する。県環境保健センターで検査した33件でも、A香港型は18件、12件がB型、新型も3件あった。

 保健所別では、倉敷市が71・69人と最も多く、次いで備中(31・50人)岡山市(27・05人)備前(25・40人)備北(25・33人)真庭(17・67人)美作(14・00人)―の順。患者7706人(14日現在)の7割は20歳未満で学校園を中心に広がっているとみられる。集団風邪による学年・学級閉鎖も県内各地で相次いでいる。

 県は、1度治っても別のタイプにかかる危険性があり、今後の冷え込みと乾燥によるウイルスのまん延を懸念する。「入念な手洗い、うがいやマスク着用など予防の徹底を。乳幼児や高齢者は重症化して肺炎や脳症を招く恐れもある。異常を感じたら医療機関の早期受診を」と注意喚起している。
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