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路面電車岡山駅乗り入れで具体案 市提示、平面や高架12パターン

 路面電車のJR岡山駅東口広場への乗り入れを検討している岡山市は20日、昨年提示した4案の具体案として、軌道の敷設ルートや概算事業費などの異なる計12パターンを示した。3月末までに採用パターンの絞り込みを目指す。

 4案は、現在の岡山駅前電停から路線を延ばす「平面乗り入れ」▽同電停の手前から高架化し、駅2階の東西連絡通路と接続させる「高架乗り入れ」▽同電停の手前から潜り、地下街の隣接地に電停を新設する「地下乗り入れ」▽路面電車を広場に乗り入れず、東西連絡通路と同電停を結ぶ「歩行者デッキ設置」。

 「平面」は3パターンで、いずれも広場内に電停を新設する。1パターンは広場中央に乗り入れる。残る2パターンは広場南部に電停を設け、タクシー乗り場を高架化する。

 「高架」も3パターンを提示。高架の支柱が地下街に与える影響を考慮し、東西連絡通路との接続位置に変化をつけている。

 「地下」は駅前電停直下で既設の地下通路につなげるなど2パターンを示した。

 「デッキ」は最多の4パターン。うち3パターンは直線状のデッキで、岡山駅と駅前電停を結ぶ。残る1パターンは円形デッキを巡らせる。

 概算事業費は「平面」で広場中央へ乗り入れるパターンが最も低額で9億8千万円。最も高額なのは「高架」の1パターンで46億1千万円。JRとの乗り換え距離は「高架」が最も短く、「地下」と「デッキ」は距離を短縮しにくい。

 具体案は、同市内で開いた調査検討会(座長・阿部宏史岡山大副学長)の第2回会合で明らかにした。出席したバスやタクシーの事業者、住民代表らは「政令指定都市の顔にふさわしい案にしてもらいたい」「将来、路面電車を市役所筋に延伸する可能性に配慮してもらいたい」などと述べた。

 市はこの日の議論を参考にパターンを絞り込み、3月末をめどにした次回会合で示す予定。絞り込みは複数パターンになる可能性もある。
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