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岡山県内労働時間 全国大幅上回る 13年、30人以上の事業所調査

 従業員30人以上の事業所でみた2013年の平均総実労働時間で、岡山県は全国より100.8時間長い―。厚生労働省がまとめた毎月勤労統計調査でこんな結果が出た。全国と比較すると、山形(1917.6時間)岩手(1908.0時間)に続き、佐賀と並んで3番目に長かった。

 県内の事業所約710カ所を無作為抽出し、アンケートを毎月実施(回収率80~85%)して算出した。全国に比べ、県内は総実労働時間のうち残業時間を除く所定内労働時間が長い上、出勤日数も多いことなどから「各事業所が設定した休日数が少ないことが背景にあるとみられる」(岡山労働局)という。

 県内の従業員30人以上の事業所では、総実労働時間は1892・4時間(全国平均1791・6時間)。このうち所定内は1724・4時間と、全国よりも81・6時間長い半面、残業に当たる所定外労働時間は168・0時間と、全国を19・2時間上回るにとどまった。年間の出勤日数は全国より10・8日多かった。

 産業別では、人手不足が深刻な業界で総実労働時間が長い傾向がみられ、県内平均に比べ、建設業は306・0時間、運輸業は270・0時間上回った。

 一方、県内の事業所を従業員5人以上に広げた場合も総実労働時間は1837・2時間。全国平均(1742・4時間)よりも91・2時間長く、事業所の規模の大小を問わず、長時間労働が定着しているといえそうだ。

 岡山労働局は、県内の経済6団体に定時退社や有給休暇取得を促すよう求める一方、労基署へ寄せられた相談を基に事業所への指導を強化。監督課は「違法な時間外労働などは是正を求め、応じない場合は刑事処分なども視野に対応していく」としている。

 情報提供や相談は最寄りの労基署のほか、水曜を除く平日午後5時~10時と、土日曜午前10時~午後5時に設ける専用ダイヤル(0120―811―610)へ。
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